2017年3月11日アーカイブ

病気は怖い

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ずーと前はよく一緒に山に行っていた知人の家の前を通るたびに、知人の車がなくて姿の見えない
のが気になっていた。
「どうしたの?」と心配してのぞいてみるほどの気持もわかない、というかご主人に向かって
「奥様は?」と聞くのがなんとなく悪いような気がして・・・

昨日、山は雪で登らず帰る途中チラッとながめたら庭に人影がありました。
奥さんでなくて知らない女人でもいいや、とUターンして庭に入る。

ご主人は庭で何やら仕事、その手前で腰かけてボンヤリしている女の人・・・
「〇〇ちゃん?」と思わず声かけるほど面影が変わっていた。

彼女は脳こうそくで散歩中に田んぼのあぜ道で倒れていたのを発見され救急車で病院へ。
「脳梗塞は軽かったけどそのあとうつ病になって10キロも痩せて・・・赤い服着ていたから
見つけてもらえた」とご主人。

そう、彼女は派手目で駆け落ち家出でもしたかな、と思っても病気だったなんて考えも
つかなかった。
健康にはものすごく気をつかって、我が家に来て出されたものを手にとっては「これは何に
いいの?」と聞いて私に怒られる。
畑で野菜をつくりちょっと寄ると、これはこうであれによくて・・・と健康にいいものを
並べる。散歩もかかさずやっていたようです。
山に行っていたころは「いつエミさんに声かけられてもいいように散歩している」と言っていた。

「そんな平らな河川敷歩いていても何の役にもたたないわよ、簡単でもいいから那須の山でも
歩きな」と言ったものです。
私が声かけなくなってから一人で頑張って山歩いているのにすれ違ったこともありました。

今までからは想像もつかない彼女、うつ病の薬を大量に飲んでいるらしい。
私がUターンするのを見ていたらしく「宗教の車が来たと思った」という。話もできるけれど
表情がない・・・
山の帰りだというと「山の恰好していない」という。車の中の山のものを見せると納得。
今までそんなに会いたいとも思わなかった彼女ですが、不思議と愛着みたいなのを感じました。
介護をしていたネット友人が「介護していると愛情がわく」というようなことを言っていたのを
思い出しました。
元気とは言い難いけれど、元気でいてよかったと本当に思いました。
最近はなんとか1キロくらいは歩けるようになったと言います。これから暖かくなって花の咲く
ころには1キロも歩けば花見ができるところへ一緒に行こうかな、なんて思いました。



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